ただいま

街は眠ってる 靴音を鳴らして
深夜の路地裏で街灯が揺れる
僕はいつだって 戻ることの出来ない
あの日へ「ただいま」なんて言ってしまう

今日は少し良い日
そんな事を思ってた

夜と朝のその真ん中で
ありふれた日常の中で
ため息と空っぽを慌てて隠した
僕の声は 泣き声みたい?
みっともなくて うまくいかなくて
いつまでも待っていても
「おかえり」は聞こえない

あの日 僕は理由も言えず
泣いて 泣いて
終わる今日が 終わる君が
なんか怖かったな

夜と朝はまだ遠くて
ありふれた日常は続く
ため息も空っぽも愛せたらいいのにな
僕の声は 泣き声みたい?
みっともなくて でも戻りたくて
いつまでも 待っていても
「おかえり」は聞こえない

街は眠ってる 靴音を鳴らして
僕は歩いていく
終わりが来るまで